本のおすすめ:「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本

お久しぶりです。水壁でございます。

ここ数週体調を崩しており、更新できずじまいという状態でした。今回はそんな中でも読んでいた本について紹介いたしますので、もしよろしければ最後までお付き合いいただけますと幸いです。

「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本

こちら独学で学んできた方や、学習初期に単語がわからないと感じたエンジニアは筆者の名前、もしくはこちらのひよこに見覚えがあるのではないでしょうか?

こちらのひよこ、帯に描かれていることもあり私が購入する際はページをめくって初めて気づきました。

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

今回の本ですが、ITの話は一切出てきません。が、こちらのサイトについて少々ご説明いたします。

今回の本の筆者様の運営しているサイトで、主に初心者から初級者にかけて、IT関連の用語を、「わかった気になる」状態まで説明してくれます。

あえて言うならダニングクルーガー効果の最初の山まで持っていってくれるといったところでしょうか。こう……完全に理解した()というところまで持っていってくれます。

職業:エンジニアな私が言うのもなんですが、ITの用語って似たような略称や英語の単語の頭文字を基準に略語が発生していたりと非常にややこしいものが多いんです。

ええ。本職でやっててもなんじゃこらとなることは山のようにあります。ましてや初心者のころなど何がわからないかもわからない状態になること請け合いです。

取っても意味ないで御馴染みのITパスポートという資格があるのですが、意味ないと言われる割に合格率はよろしくなく、意外と難しいのはこういうところにあるのでしょう。

このように初めに躓きがちなところをフォローしてくれるサイトになっておりますので、初心者や仕事で出てきた単語が分からないという方であれば、エンジニアでなくとも有用なサイトでありますので是非ご活用ください。

書評

肝心の本の内容ですが、前述のようなサイトをずっと運営していただけあり、非常に読みやすい文体で書かれております。

コラムなどで出てきていた、少しふざけたような文面はなりを潜め、非常に丁寧に書かれております……と言いたかったのですが途中で崩壊しました。「あ、いつもの佐々木さんだ」と少し安心したのを覚えています。

主に説明の段階や、相手に合わせた内容の調整、目標の理解度などを章ごとに説明しています。

こんなブログや、趣味での小説執筆などでよく文章を書いている方だと自認している私ですが、仕事などで、説明をすることが苦手です。
こう言ってしまうとあまりにも他責な発言になりかねないのですが、

「自分では必要なことを話しているはずなのに、なぜか伝わらない(勘違いされる)」

という現象によく遭遇します。こういった現象をなるべく起こさないために今回の本を購入したので、そういった意味では非常に役に立つ本だと感じています。

終わりに

今回の書評いかがでしたか?もしよろしければ下のリンクから購入を検討いただけますと幸いです。

今後も書評や雑記なども含めまして色々発信していければと思いますので、よろしければ次回も読んでいただけると幸いです。

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