本のおすすめ:バカの壁(古本:2003年発刊)

書評

皆さまこんにちは。水壁でございます。

本日は前回少々言及した古本をご紹介させていただきます。

最後までお付き合いいただけますと幸いです。

バカの壁

こちらはタイトルにある通り古本でございます。

一応普段通りリンクは置いておきますが、古本屋などで購入することをお勧めします。

書評

今回の所見は以下の通りです。

紹介したい対象コミュニケーションに困っている人
上記以外で読んでほしい人部下や後輩が新しくできる人
おすすめ度★★★☆☆(一度読むべきだがそれ以降は売ってもいい)

具体的に行きましょう。

今回紹介に挙げているバカの壁ですが、一時期話題となったこともあり名著として古本に割と残っております。ただ個人的な評価としては

「思ったより視点が偏ってるな……?」

という一言に尽きます。

名著であるか、と聞かれれば確かに言われるだけの内容ではあるのですが、なんというか、人とのギャップや理解度の差、物事に対する姿勢について述べている割には、「浅い」。

どうにも人間を高く見積もっている節があり、例に出てくるような人よりももっとどうしようもない、論理的な思考力というものが欠如しているような人物は、思っている以上に多いはずなのに透明化されているなど、筆者の周りの人物のレベルの高さを見て取ることが出来ます。

正直例に出てくるような人間で会話が困難になるようであれば、市井の人が困るような差を持つ人間とはもはや宇宙人との遭遇レベルの差になってしまうのではと思った次第です。

ここまでで前回なぜコラムなどという新形態を出してまで注釈を入れたのかわかっていただけたかと思います。

ええ。名著であってもこういうことが起きるからです。

知見として、経験として、間違いなく一度読むべき本であると同時に、馬鹿正直に受け取ってはいけない本でもあります。

少なからず誰かの意見、考え方というのはそういった側面を持ち、読み取る側が常日頃から気を付けなければならない要素ですが、今回は特にその側面が強い書籍であると感じます。

先ほども取り上げましたが、こちらは古本屋で安価に手に入れることが出来ます。是非お近くの古本屋、それでも見つからなければリンクより一度読んでみるとよいでしょう。

終わりに

今回は初の古本の紹介にもかかわらず、ちょいと注釈をつけなければいけない部分の多い書籍という書く側も読む側も負担の多い記事となってしまいました。

ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。これからもこのような本がチラホラ混ざることもあると思いますが、よろしければまた読みに来てくださいますと幸いです。

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