皆さまこんにちは。水壁でございます。
前回から少々お休みを挟みまして、本日はお勉強系の書籍のご紹介になります。
ゆるゆる古典教室 オタクは実質、平安貴族
恒例になりつつあるリンクは以下になります。



もしご興味を持ってくださったら、是非上部のリンクから購入を検討していただけますと幸いです。
書評
今回の書籍ですが、開始数ページに以下の文言があります。
「テスト対策や受験勉強にこの本を用いるのはやめておきましょう」
ゆるゆる古典教室 オタクは実質、平安貴族 6ページより
この書籍、とても面白いのですが、残念ながら”古典の勉強”には向いておりません。ただし古典に興味を持つための”入り口”として大変優秀でございます。
少々具体的にお話ししましょう。
皆様苦手に思っている教科や物事はございませんでしょうか?私はあります。学校で習うような歴史とか超苦手です。
ない?大変優秀ですね。そのまま精進してください。
一部の大変優秀な方を除きまして、大半の方には苦手とするものがあると思います。そしてその苦手なものは失敗の思い出と結びついてはいないでしょうか?
例えば、
- テストでいい点をとることが出来なかった
- 皆の前で盛大に失敗した
- 周囲の圧力で続けなければならなかった
などなど……形はそれぞれですが、どれも楽しさがわからない、もしくはわからなくなってしまった結果、苦手意識として残ってしまってはいませんか?
この書籍はそういった楽しさがわからない状態ではじめてしまうという不幸を、発生させなくしてくれるものです。
基本的に現代語に訳されたものを中心に取り扱い、正確性よりも楽しさ、わかりやすさを優先して書かれており、非常に親しみやすく構成されております。
一つ難点を挙げるとすれば、普段からインターネット上で行われているノリや文化に触れていないと、理解しづらい部分があることでしょうか。ただ、これに関しても内輪ノリ、方言といった仲間内でしか伝わらない表現だと読み替えれば特に苦も無く読めるかと存じます。
閑話休題
古典や古美術での表現や歴史に少しでも興味があって調べた方は首がもげるほどうなずいてもらえることだと思うのですが、現代に伝わっているような有名な作品、ないしその作者はキワモノが多すぎやしないですかね?
具体例を直接挙げてしまうといろいろアレなので、箇条書きでいくつか出しますと
……最後だけ有名すぎて隠れてない気もしますが……それぞれどの作品、人物かについてはリンクを貼っておきますので自己責任でご確認ください。
とまあこんな疑問に関しても実は本書籍に端的に答えが書いてありますのでよろしければご購入を検討ください。
終わりに
今回の紹介はこれで以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。
またボチボチと続けていきたいと思いますので、よろしければお付き合いいただけますと幸いです。
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