皆さまこんにちは。水壁でございます。今回はコラムです。よろしければ最後までお付き合いいただけますと幸いです。
インフルエンサーはあなたの人生に責任を持たない
XやYoutubeをはじめとしたSNSにおいて、多大な影響力をもつ情報発信者のことを、インフルエンサーといいます。
これらは各々のジャンルにおいて、社会が無視できないほどの力を持っていることもあり、今日の経済では一考に値する存在であると言えます。
では、このインフルエンサーですが、何をもって情報を発信しているのでしょうか?
ここでいう何をもって、というのは何を目的として、という部分です。
お金?それとも承認欲求?はたまた親切心?
まあどれでもいいんですけど、それらを目的とした場合、果たして発信された情報の真偽って誰が保証してくれるのでしょうか?
私は職業柄テクノロジー系の記事や情報を見ることが多いですが、この手の記事の内容、特にプログラミング系は実際に手を動かしてみれば、情報が正しいかどうかは機械が判断してくれます。
でも、他は?
例えばある商品を紹介していたとして、自分で試すにはお金がかかります。でもこれが粗悪品だったら?
ある情報を提供されたとして、それがデマだったら?
インフルエンサーたちは別に何かを保証してくれるわけじゃないんですよ。
極端な話、デマや粗悪品を進めたところで自分が使用しなければ害はほとんどないわけですし。
検証不可能な事柄も多いですから、こういった話というのは私のようなブログ書きも含めて話半分に聞いておくのがよいのです。
別にインフルエンサーじゃなくたって同じ
この話を聞いて、
「よし!インフルエンサーじゃなくて新聞や本から情報を集めるぞ!」
となった方はまだ話が分かってないですね。情報の発信を積極的に行っている奴は、自分も含めて大抵どこかおかしいと思ってた方がいいです。
少し考えてみてください?相手が知らない情報を持っていたら基本的に有利なんですよこの世界。
なんで自分から優位を手放すんですか?答えは簡単。手放す代わりに手に入れられるものがあるからですよ。
私であれば、このブログは副業なんでお金が手に入ります。こういうことを明け透けに話すようなのは比較的信用できます。あくまで比較的、ですけど。
後は承認欲求が満たされたりとかも挙げられるでしょう。一般的なインフルエンサーというとこちらですかね。個人的には情報の信用性があまりないのかなと思ってしまいます。
本にしてもそうです。お金、入りますよね?しかも嘘がばれにくい。ブログなどのネット上の情報って比較的検証が簡単な他、誰でも発信できてしまうので、指摘が入りやすいです。
反面本などの物理的な実態を持つものの場合、購入した時点で金銭が発生し、しかも内容に関しては、読者が違和感に気づかなければずっとそのままという、ある意味質の悪いものです。
意外と嘘が書いてあったりしますのでお気をつけてください。
発信者はメンタル強め
正確にはメンタルが強いというよりは強者の論理で語りがち、といったところでしょうか。
私は場末のブログでちまちま書いているだけなんで、影響力とか基本的にないわけですが、そもそもの話、文章が書ける、というのも人間で定義される基礎能力からは逸脱したもの(らしい)です。
前行で(らしい)と書いたように、私自身としては、正直なところ
こんなもんそこまで考えなくてもスラスラ書けるでしょ?そんな難しくないって
とまあ思っている訳です。でも、社会人になって、あるいは同輩後輩の就職活動を手伝うにあたって、思った以上に人間は文章が書けない、ということに気づきました。そして同時に自分が当たり前だと思っていた能力が強者の論理で構成されていることにも気づきます。
影響力の微塵もないブログ書きでこれです。多大な影響力を持つインフルエンサーはどうでしょうか?
自分がよかったからという主観で話しているならまだマシでしょう。なんか無茶苦茶な条件を提示してきたり、そんなのできねーよみたいな能力が前提だったり。
はたまた正論を振りかざして、感情面を考慮していなかったり。逆も然りでしょう。
果たしてあなたが参考にしているインフルエンサー、本当に信用していいものですか?
終わりに
最後までお読みいただきありがとうございました。今回はインフルエンサー、ひいては情報発信者についての心構えについてのお話でした。
文中でもお伝えした通り話半分に聞いておくのがよいですよ?当然私の話もです。サンボマスターも謳っているでしょう?
「俺を含め誰の言うことも聞くなよ」
って。そこまで極端じゃなくても、全面的に信用するってのは危ないです。この情報化社会で情報源はたくさんあるのです。複数比べることを癖にしていきましょう。


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